活動概要
インドでの活動
NPO法人日本ニーム協会はニームの優れた効能を広く日本に紹介し、人々の 健康と自然環境の保全に役立てるべく活動して参りました。 平成16年、3周年を迎え、その思いを具現化すべくニーム発祥の地インド、 釈迦尊の悟りを開い地へのプロジェクトをスタートしました。 ここをニームの里とし、学校建設、井戸掘り、溜池造り、ニーム植林をスタート させ教育環境、雇用の3テーマを結び、互いに影響しあうことでひとつの完結 した理想的モデル体をつくろうと活動しております。 国連によって「20世紀最大の贈り物」といわれたニームを、私達の手で本当に 贈り物であることを示したいと考えています。
建設地
インド ビハール州、ブッダガヤ開発局
広さ
2500坪
運営母体
NPO法人日本ニーム協会
マガダ日本文化交流協会
後援 国際連合工業開発機関 東京事務所
開校後の運営はインド ビハール州 政府教育課が担当します。
小学校建築現場
カンボジアでの活動
活動分野
1、教育現場の環境整備と情操教育支援
2、持続可能な農村開発支援(住民参加型)
活動地
シュムリアプ市アプサラエリア コンレン・コミューン
カンダル州およびバッタン州
スタッフ
日本人 現地代表 岩本 彪 neem_cam@yahoo.co.jp (プノンペン 092 296 305)
ローカルスタッフ 3名
カンボジアにおける連絡先
住所 P.O.Box 2428 No.464 AE1 St.163 Boeung Keng KongⅢ Chamkor
Mon Phnom Penh,Camcodia
活動紹介
- 減農薬と有機栽培の推進
インド東北部からミャンマー周辺が原産といわれるニーム(Neem=学名Azarirachta indica A juss カンボジア名スダウsdau)は東南アジアでは広く自生または栽培されています。減農薬や有機栽培が求められる今日この樹が持つ害虫忌避作用や土壌改良効果が、日本ではもとより世界中の農業関係研究者から注目されていました。
また近年医療分野においても、ニームの成分が脂肪細胞から血液中に分泌されるアディボネクチン(adiponekutine)の分泌促進作用が顕著にあって、インウルエンザそして癌予防と治療にも有効であることなどが次々に明らかになってきました。
ニームの幹・枝・樹皮・葉・花そして種子すべてが農業そして医療に使えるのです。
- カンボジアでの現状
森の国といわれるカンボジアでは、シロアリ食害の少ないマホガニー科のこの樹はかつた
くさんあって、伝統的に使われていました。この樹の名前の村やコミューンが全国各地にあ
ります。 しかしその殆どが伐採されてしまい、およそ4~5世代後の現在では民家の周囲
に植樹して日除けと蚊を防ぐことに役立っています。
また開花時期の12~4月頃に花と若葉を人々は食材として利用しています。乾期の暑い
時にこの樹が持つ解熱効果の伝統を継承しています。
3.日本ニーム協会のミッション
私たちはニームの持つ有用性を広く発信し、世界的に求められている野菜や果樹の減農
薬栽培や薬物汚染の減少に貢献する活動を行っています。
- カンボジアでの活動
・ 育苗センターから苗木提供
シェムリアップ州 コンレンコミューン アンロン村
アプサラエリアの学校や農村に苗木を提供しています。
プノンペン市 チュマンオンパウ地区
(JNACでは苗木を実費え販売しています。)
- ニーム葉入り線香製造(2010年産から着手予定)
コンポンチャム州 プレアコイコミューン アンロン村
- ニーム葉茶の製造(2010年産から着手予定)
ニームの苗木を提供できます。
森の国カンボジアには、古くからたくさんあって「スダウ=sdau」と呼ばれています。
この樹を植える活動に是非ご協力下さい。
プノンペン市チュマンオンパウ地区およびシェリムアプ市郊外に育苗センターを設置しており、苗木を提供いたします。
フィリピンでの活動
NPO法人日本ニーム協会はこの度、フィリピンの現地法人ゴールデン・リリー開発株式会社と業務、技術の提携をすることになりました。
ゴールデン・リリー開発(株)は、6年前からフィリピン、ミンダオナ島ダヴァオ市にてニーム及びヤトロパの実験を続けていました。普通は単体の植栽をしますが、環境のこと、生態系のことを考え、混栽を実践していました。
ニームの持つ特性に関し、日本ニーム協会が協力し、また今話題のヤトロパに関しても、メリットのある混栽を実践していくことで互いに協力関係をとることになりました。
フィリピン政府は高価な輸入石油の依存度を軽減し、大規模な植林を行って環境を保持し、あわせて貧困の撲滅支援に乗り出しました。現在バイオ燃料を商業的に生産する目的でヤトロパを増殖する計画を策定し、二つの政府機関を設置しています。
ゴールデン・リリー開発(株)は、ダヴァオ市北西30kmに5Haの土地を確保し、更に60Haの用地確保に努めています。
今現在10万本の苗床、多量の種を所有しています。
1本から3kgの種の収穫が見込めます。1万本では30トンもの種が収穫できます。
ヤトロパは植物から取れるアルコールとして、今世界中から注目されています。
ニームとの混栽で、生態系により寄与してまいります。
オーストラリアでの活動
NPO法人オーストラリア・ニーム協会
活動内容
- オーストラリア・ニーム協会はアーユルヴェーダに30年以上の実績を持つProfessor Jason Chandlerにより1980年に設立されました。
- アーユルヴェーダの代表的な薬草であるニームについて、アーユルヴェーダの教育訓練を通じて推進。
ニーム推進において、オーストラリア政府と連携し、オーストラリアの国内外にニームを植林。 - ニームを使用したアーユルヴェーダ商品の製造と販売。
運営母体
- ・NPO法人オーストラリア・ニーム協会
- ・オーストラリア政府認定教育機関、アーユルヴェーダカレッジ。Austudy適用可能な公認アーユルヴェーダ教育を提供。
- ・アーユルヴェーディック伝統医学協会(ATMA:Ayurvedic Traditional Medicine Association)
活動拠点
- QLD – Ayurveda College, Short Street, Southport, Gold Coast,QLD 4215
- NSW – Ayurveda House, 27 Campbell Rd
Emai::etsukoneem@yahoo.co.jp
※日本ニーム協会とオーストラリアニーム協会は提携しています。
日本ニーム協会:稲葉 眞澄 オーストラリアニーム協会:大平
ミャンマーでの活動
2008年4月23日~5月1日迄、ミャンマーのニーム現況視察に行ってきました。
ミャンマーは、インドと共に、ニームの原産国ですので国の対応や発育状況を自分の眼で確かめたかったのです。
昨年10月3日から行く予定でしたが、長井さんの事件があり、やっと4月23日からのVISAがおりました。
ミャンマーは日本の1.8倍の広い面積を持ちます。タウンインチ(油の川)では、
45度の気温を記録しました。とても暑かったです。
3日間マンダレーからヤンゴン迄、でこぼこ道を走る。この街道は、ニーム街道で、ニームの木が、果てしなく続き、3日間続き通す。どこを見ても、ニームとパームヤシ。
ニームは、白い花が咲きみだれている。
新緑の中にニームの白い花が咲く、ジャスミンの香りがする。
ミャンマーの難点は、日本の生活に慣れきっている生活をしている私達にとって、停電があったり、通信状況が悪かったり、道が少々悪かったりと、驚く事もある。
ミャンマーの良い所は、土地が広い、果物が美味しい、多種類ある。
物価がとても安い。たとえば田舎の道路わきでメロンが売っていました。
日本円100円でメロンが4個買えました。これが素晴らしく美味しい。
反対に、車など贅沢品には、大きな関税がかかると言う。
一人ひとりの人々は皆さん優しい。
パゴダには、お祈りをする人々が手を合わせ膝まずく。
敬虔な仏教徒です。
個人旅行の場合は、写真を映してはいけない場所や勝手な行動ができないので、少々肩苦しいかも知れない。
5月1日に帰国したのですが、5月2日にミャンマーは、サイクロンで大荒れで、2万5千人死亡、4万人が行方不明、もしかしたら10万人を超す天災と聞く。
今回の旅で多くの友人ができたのですが、安否が気になる。
残念ながら、亡くなった方々には、ただただ御冥福を祈るのみ。
復興には、時間がかかると思いますが、何かしなければ、そんな強い気持ちが湧いてきます。
たった1日の差で難を逃れましたが、又、ミャンマーに行きます。
ミャンマーは素敵な国です。
日本の昭和30年代の田舎がそのまま現存している様な、素朴な田舎がある国。
ミャンマーの皆様、有難うございました。
ささやかですが、国難の再興に手を貸したい。
今の気持ちです。
ラオスでの活動
ラオス人民民主共和国
私が、国際教育支援ボランティア組織、サバジャパンクラブ代表として、ラオスに、学校建設と農業支援に関わった折、戦災孤児で、親が居ない子供達に、仕事を作ることになり、蚕を飼い、養蚕を始めました。
えさである、桑の木を植えました。
この桑の葉を虫に食われない様にと、一緒に植えてあったのが、ニームであったのです。
ラオスの私のパートナーは、「日本ラオス協会」のラオス人のスワリー女史です。
現地のパートナーが、スワリー女史の兄で、ラオス元森林省高官であり、バイオマスのラオスの第一人者、タノンシー博士です。
ここでの協力からニームを知り、後に、「NPO法人日本ニーム協会」を創り、今日に至ることになる。
当時植えた、ニームの木も大きく育ち、桑の葉とニームの葉を混ぜて、ニーム桑茶を作りました。
天然の蚕(山蚕)黄金の絹糸を作っています。
タノンシー博士と作った商品、有機の植物、薬草が数多くありますので、新しい商品開発を進めて参ります。
始めて、ニームに出合った国、ラオスは、私の原点です。
ラオスとの関係を強化して、タノンシー博士、スワリー女史と現地の人の為に農業研修センターを作りたい。
私の目標です。
ニームに出合った思いを、ここに是非お返ししたい。
私の好きな国ラオス!
ブラジルでの活動
【国名】ブラジル連邦共和国
【運営母体】 AMAKAI NPO法人アマゾン守る会
■設立日■2009年2月27日
■CNPJ(ブラジル国団体登録番号)■10.736.9980001-40
■役員名簿■
【会長】中沢宏一、【副会長】蛸井喜作、山下 治、【書記】中沢太郎、松平恵子、【会計】黒木政助、南雲良治
【理事】横田尚武、【監査役】伊藤幸吉、佐々木正夫、大塚二郎
■住所■
【本部】Rua Koichi Nakazawa 800, bairro do Tanque, Atibaia Sao Paulo
【郵函】-Caixa Postal 777, Cep12940-972, Atibaia-Sao Paulo-Brasil
www:nakazawa.com.br Nakazawa Soccer Stars /C.E.E. Nakazawa
【事業所】Sao Jose do Rio Claro Mato Grosso Brasil (予定)
■役員紹介■
【中沢宏一】農場主、中沢サッカースター-会長、ブラジル宮城県人会-会長、NPO法人AOBA健康生活協会-会長、ブラジル日本都道府県人会連合会 元会長
【蛸井喜作】農場主、植林会社-役員、山形県出身
【山下 治】農場主、ブラジル福井県人会-前会長、コチア青年連絡協議会-前会長
【中沢太郎】中沢サッカースター-専務、ブラジル二世
【松平恵子】主婦、岩手県出身
【黒木政助】農場主、ブラジル宮崎県人会-前会長、元コチア青年連絡協議会-会長
【南雲良治】農場主、ブラジル新潟県人会-前会長、ブラジル日本都道府県人会連合会 元副会長、コチア青年連絡協議会-筆頭監事
【横田尚武】コチア青年連絡協議会-元理事、コチア青年パラカツ農牧会社創立役員、コチアバレイラス開発組合-元理事
■事業内容
1. アマゾンジャングルの保全
- アマゾンジャングルの所有、保持
- 伐採されたジャングルの再生
- 森林農法(アグロ フォレストリー)による森の再生と森からの収穫の両立
2. 開発前線の緑化
- 政府推奨の樹種による植林の奨励
- 森林農法(アグロ フォレストリー)の指導及び普及
- 緑化運動の推進
3. アマゾンの水を守る
- 水源地および河川周辺へのアマゾン樹種の植樹
- 農耕地の土地保全 - エロージョンの防止
- 道路の雨水処理
- 都市の下水処理
4. 新エネルギーの奨励 - 自然にやさしいエネルギー
- バイオ燃料 - エタノール、バイオディーゼル
- 太陽光、風力、水力などによる発電
AMAKAI活動地域と方針
サン・ジョゼ・ド・リオ・クラーロ市(以後リオ・クラーロ)は1958年市街地となる地域のジャングルの伐採が始まり 最初の建造物がたてられました。標高が350から450mあります。セラード地帯とアマゾンジャングルとの移行地帯で特有の動植物相が形成されています。
ブラジルの内陸部の穀倉地帯から出る農産物 又は 加工製品の輸送方法として 北のアマゾン川 南のラプラタ川 そして太平洋へボリビアを通りペルーの港への鉄道が計画されており リオクラーロ市近くを通る予定です。
リオ・クラーロ市役所 現地のNPO団体及びマット・グロッソ州政府と協議して現地の意見を取り入れ進めて 行きます。
AMAKAIの活動地域はサン・ジョゼ・ド・リオ・クラーロ市以北となります。
アマゾンジャングルの保護はジャングルを所有して伐採から守ることが即効力があり重要なことです。 インディオの居住区に接する場合にはそれなりの機関の手続きを通して慎重に行動を起こします。
また 政府が計画した入植団地があり リオ・クラーロだけで300家族が各々30から50ヘクタールをもって生活をしております。彼らへの支援としてアグロフォレストリー及び自然に優しいエネルギーなどの指導と援助の提供が有効と考えます。
アマゾン川の水質を守るには市街地の排水の浄化の問題を解決する必要があります。
■渡辺市長からの事業への賛同のメッセージ
マット・グロッソ州サン・ジョゼ・ド・リオ・クラーロ市 市長Massao Paulo Watanabeは、アマゾンジャングルの保護 持続的植林事業と破壊された環境の修復、さらには人的開発といったAMAKAIが推進する活動の対象地に選定されるとの通知をいただいたことに、光栄なことと受け止め謝意を表します。
ブラジル国内に多数の市町村がある中で、かように広範囲に及ぶ事業の対象地としてアマゾン熱帯雨林の入り口に位置するサン・ジョゼ・ド・リオ・クラーロ市を選定いただいたことは、わが国の森林破壊が日々伝えられて環境保全に人々が活動することの必要性が次第に高まる中、当市の誇りといたすところです。
世界につながる環境やエコロジーというだけにとどまらず、地域に貢献する社会と経済への恩恵は計り知れません。これらすべてを鑑み、AMAKAIの事業に対して全幅の支援を表明いたします。
このように、サン・ジョゼ・ド・リオ・クラーロ市は公的機関を規定する法的な原則と機構に従いながら、AMAKAI協会との協定合意を交わすことも含め、可能な範囲であらゆる支援を行うことを約束します。
最後に、通知にあらためてお礼申し上げるとともに、可能な限りの支援と協力の実現にむけて交渉を進めたいと存じます。
■ニーム協会との関係
6年前に信田理事がブラジルに、宮脇先生と一緒にニームの植林に行きました。 その時、大勢の移民の方々に大変お世話になりました。
その後、ブラジルから当協会に、中沢会長、蛸井理事、横田理事の訪問を受けました。 昨年再び、信田理事がブラジルに行き、ニームの植林をしてきました。 その折、 中沢会長はじめ、日系人の渡辺市長に大変お世話になりました。
千葉県の広さがあるというサン・ジョゼ・ド・リオ・クラーロ市 市長が市をあげて ニームの市にする構想をお持ちと聞きました。
AMAKAI NPO法人アマゾン守る会と日本ニーム協会が提携することにより、 ニームを通して両国の発展に寄与することを共に進めて参ります。
パラグアイでの活動
【国名】パラグアイ
【運営母体】南北米福地開発協会 (会長:神山 威)
広大な湿地帯パンタナールと熱帯雨林のアマゾン流域に文明と自然を調和させた模範的な開発を進め、世界福地化モデル都市の建設を通じて、世界環境の保護、世界食糧危機の解決、世界福地化理想の実現に寄与するために活動を展開しています。
■活動内容
- 植林活動
- 環境保全牧場
- バイオマス農場の研究
- 学校への援助
- 交際協力青年ボランティア
- 農業試験場
- ニームの実収穫
- ニーム関連(実の収穫、実の乾燥、苗作り、ニームトニック作り)
■活動拠点
不毛の過疎地として放置されてきたパンタナール チャコ地方プエルト・レダ(PUERTO・LEDA)活動の基地を設置。 2007年8月州都フェルテ・オリンポ市と協力し、日本から国際青年ボランティア隊が地元の学生たちと共同チームを編成し、ニーム苗500株余りを街路樹として植えました。
■日本ニーム協会との関係
パラグアイはブラジルと共に日本人の移民の方が多く、大変苦労されました。 日系2世、3世の時代になってきています。 日本ニーム協会は、南北米福地開発協会の理事の方々と、この地において既にあったセンダンの木を品種の良いニームの木に変えるアドバイスをさせて頂きながらの交流を続けて参りました。 更なる関係を深める為、学術支援を協力していくことになりました。 日本ニーム協会もパラグアイの為に全力で頑張っている南北米福地開発協会を支援し、移民の皆様の少しでもお役に立つよう協力して参ります。








































